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これまではパ🇵🇰のローカルミュージシャンで歌詞が英語なポップスは「ローカル言語で歌えばいいのにチャラチャラしやがって〜!」みたいな偏狭さで避けがちだったんだけど、それっておれの無知で近視眼的な偏見だったんだよね。

なのでそういう言語による区分けはやめつつある。各ローカル言語の方が嗜好的に「好み」ではあっても。

実際ここで色んな人や家庭と話をすればするほど、ここの人の「母語」のグラデーションの幅の広さを肌身で理解できるようになった。

家単位、どころか、同じ家庭内でも、両親の母語はパンジャービー、姉はウルドゥー、妹は英語、みたいなケースもあった。

両親がパンジャービーで話してる内容は概ねわかるけど、娘も一緒にパンジャービーで話すことは出来ない、とか、姉の話すウルドゥー語の単語のニュアンスが解らず聞く、とか。

こういうのが全然レアケースじゃなくて、都市部であればあるほどあたりまえにある。田舎は全く話が別だとは思うけど。

友だちにも「あたしも母語パンジャービーだけど学校ではウルドゥー中心だし、細かいニュアンス表現するのは英語のほうが楽な場面が多い」ってざらにいる。

それがいいのかどうかはわかんないけど、

でも同じ言語ネイティブ同士が故に持てる言葉上の共通の文脈とかは薄れるんだろうなあ。

とはいえ、それを否定するのも違うよねぇ、みたいな。

そのくせ、ここの人たちは英語対応も出来るだろ、って期待する場面に限ってさっぱり英語が通じないこともあるあるだけど😆

そんなこんなで Abdullah くんも完全に英語ネイティブで育ったクチな気がしてる。

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