放送前からちょっと話題になってたNHKの『レギュラー番組への道 「危険なささやき」』録画見た。ある元女性信者さんの証言から統一教会の勧誘、いろいろ信じ込ませたうえではじめて宗教と明かすことで「自主的にそれを選んだ」と錯覚させる手口などもあきらかに。
心配する親や叔父さんによる強引じゃない説得、牧師さんからの「いろいろ資料にあたってみて自分で考えてみて、それでも間違ってないと思ったら戻りなさい」という言葉。彼女はこれまで親の言いなりに過ごす人生という。それが教会にいいようにコントロールされてしまった要因でもあるんだけど、そこではじめて「自分の考えで物事を判断する」ことになったらしい。やっと「いままで感じてた違和感」と対峙し、脱会へと向かうことになったのですね。
在会中、2年以上マイクロバスで寝泊まりして休む暇なく訪問販売させられていたという。ノルマこなすため切羽詰まってまるで戦場にいるようだったと。その要因は『(教会の)指示は絶対に正しい、上手く行かないときは自分の努力が足りないだけ』と信じ込まされる。なので売上がなければそれは自分のせいと思ってしまうのだね。
「政府の言ってることは正しくて上手く行ってないのは自分の努力が足りない」みたいに言う日本、統一教会のそれととても相似形ともいえますね
『指示は絶対に正しい、上手く行かないときは自分の努力が足りないだけ』と信じ込まされる。そのとおりにすることを続けることで考える力を奪われるのだと仰ってた。いまの日本社会を覆う自己責任論と重なるのはやっぱあの団体と政権与党の親和性考えたら当然なのかねーという