これを受けての来期（2025年期）の業績予測は本年度とほぼ同等の売上高2500百万円との見通し。これは今年の発売ラインナップと同等の売上を見込んでいる金額。前年割れの売上高なので経常利益と当期純利益も下方設定になっている

2025年9月期の発売タイトル
・界の軌跡（2024年10月発売済み）
・イース・メモワール-フェルガナの誓い- 【英語版】
・イースⅩ-NORDICS-【英仏語版】
・黎の軌跡Ⅱ【英語版】
・空の軌跡 the 1st（仮称）

2025年9月期の見通し
・『英雄伝説 空（そら）の軌跡 the 1st（仮称）』を発売
・NintendoSwitch向けとして自社展開タイトルのほか複数の移植タイトルを発売
・海外地域を含めて家庭用ゲーム機・パソコン・スマートフォン等へマルチプラットフォーム展開を進める
・「軌跡・イース」シリーズを含めた、新たなチャレンジとなる新規タイトルの制作を進める
・開発費用の先行投資を行ない2026年9月期に新作タイトル複数リリースを目指す

売上高2524百万円の内訳
製品部門646百万円
ライセンス部門1878百万円

ライセンス部門が突出しているのはいかに海外のファルコムファンが多いかという証左かもしれない

日本ファルコム社はいずれ過去作の海外版リリースだけでは売り上げが取れなくなる。2025年期は開発ラインを強化して2026年期で自社タイトルの複数発売することで売り上げを確保していく流れのようです