職場の本屋で売れて補充品でこの間入ってきた本。
表紙と帯見て「こんなんぜったい大好きじゃん!!」とジャケ買いした(同著者の『いやはや熱海くん』はTwitterで読んで好きな雰囲気だったのもある)
タイトルからして死別BLだと思っていたらそうではなく(ハルタコミックスなのを見落としていた)、右の彼のお父さんが亡くなってからの話だったからなのだけど、20年来の友人である左の彼と過ごす雰囲気や、大阪弁で淡々と、けれどもそこに愛が染み込んでいるのが伝わってくる会話がとても心地よかった。
短編集なので表題作以外にもガール・ミーツ・ガール、ボーイ・ミーツ・ガールもあるのだがどれも好きすぎる〜!(でも2/3くらいは友情以上恋人未満なほんの〜りBLで最高)
田沼朝先生は人が好きなのだなあと物語の随所で感じられるあたたかさがある素敵な本でした。
ヤマシタトモコ先生、雁須磨子先生が好きな人に刺さりそうです(私がそう)
というような感想をポップに書いて売りたいのだがこんなに載せられはしないし私はコミック担当ではないのだ……