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東京国立博物館で本阿弥光悦展みてきた 刀剣極所の家業、能筆の力量、造形センスの大宇宙
書はきっちり大きく主張する字ながら運びが柔らかく濃淡リズムが癖になる。あと 「光悦、異風者だから最近は田舎に住みたいって言ってましたよ」(意訳)と伝えられてもらった峰の領地で工房街を作って陶芸やってたりして物作りが好きで人あたり良さそう
刀剣『北野江』は江の刀の黒みと金象嵌 『舟橋蒔絵硯箱』の鉛と船や『忍蒔絵硯箱』忍草と兎の小粋な作り 『鶴下三十六歌仙絵巻』俵屋宗達の描く鶴と濃淡ある書の配置のコラボ
あと光悦手ずから作った楽焼茶碗が凄い良くて『乙御前』の乙女椿みたいな手の中にすっぽり収まりそうな可憐な形の赤楽『雨雲』の雨で濡れる釉薬の艶と刷毛の跡や口縁の厚みと薄みの差に嵐のようなら激しさを感じる黒楽『冠雪』は高く白く積もった雪が青みがかっている様子の白楽と良かったです

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