黄昏~でそういえばずっと微妙にわかってないのが、「蝕を起こすに際してなるべく多くの妖魔(使令)を集める」という話なんだけど…雰囲気的に「たくさんいればいるほど災異も穏やかにすむかもしれない」って感じはしてるんだけど…何でなのだろう…
実は「只人は渡れない、神仙は渡る方法がある」しかし「王を渡すと災禍が大きくなる」というのも、ちょっと直感的にはピンと来なくて、今も「理屈はさておき、そういうもんなので」みたいな飲み込み方をしてるんだけど…
呉剛環蛇と同じように、二形を持つというところが重要なのか…?とも思ったけど、でも仙も渡れるんだよな…渡れる渡れないと蝕による被害には別の理屈があるとすると、世界の条理への関わりの大きさ(?)みたいなことなのか…?舟板一枚はがしても頑張れるけど竜骨はマジでやめて的な…逆に妖魔は条理に関わらないので逆にわりと自由移動できる的な…、でも沢山いればいるほどいい理由はわからないが、いや、沢山いるのはかっこいいので、沢山いてほしいのだが…

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沢山いるほどいい!の理由というか裏付けみたいなのはさっぱりわからなかったが、ネットで調べられる程度の情報だと 「月の呪力を借りて」みたいな文言にはむしろ西洋的な世界観を感じるかも…満月と狼男やサバト、月神ディアーナと魔術神ヘカテーが結びついて語られるような…(この流れで中世ヨーロッパの百鬼夜行的な「ディアーナの騎行」とか初めて知ったんですけど超かっこいいですね…)
嫦娥、月読とかはびっくりするほど目立った逸話がない しかしなんせ月なので、もっとちゃんと辿れば絶対何かありそうだけど…、

わからないんだけど、、そもそも「月の力を借りる」と云うならば恐らく呉剛の門を開くことができるのは夜のみで、これは妖魔の時間といってもいいわけで…生気・死気という時間の区別によって「この時間は妖魔に有利」という理屈もあることだし
「蝕」という現象はそもそも「天の摂理の外」とされている…ので、「蝕に起こす」という試み自体もともと天の摂理という網の目に逆らう行為なのだよな…という2点を考え合わせると、「できうる限り妖魔の力を借りることで安全に網の目を広げる」みたいな形なのかもしれない…

しかしディアーナの騎行はかっこいいですね 夜に獣の背に乗った女たちがディアーナに率いられて飛行するんだって 超かっこいい

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