急性肝不全で亡くなった友人の思い出話(長い) 

昔からの友人がひとり、急性肝不全(いわゆる劇症肝炎)で亡くなっており。
殆ど前触れを感じられず、突然入院したとツイートがあり、それが旦那さんの報告に変わるまで、瞬く間だった。直前まで、氷結飲みながら、同人原稿バリバリ進めまくってたのに。もう二度と会えないなんて思ってもみなかったから

割と癖の強い性格で、すごく強くて、すごく脆い姐さんだった。いつも誰か(仮想敵含む)と戦っては、傷ついて落ち込むような人だったので、重荷に感じる事もあった。最後のリプライは、上の空で受け流すようなものになってしまっていて、ひどく後悔した。

私より十くらい歳上で、色んな事を教わった。ライブやクラブイベントの楽しみ方、オールの朝に、始発までどう過ごすかとか。かつては、最先端をゆく事に矜持を持っていたひとで、それだけに、変わってしまう世界に順応しづらく、Twitterも、晩年のわずかな期間にようやく登録したような

美しい姐さんだった。酒豪で、面倒見と気っ風がよくて、繊細だけどデリカシーに欠け、すぐ人とモメては本気で傷ついて、友人を失ったとよく泣いていた。

あんなふうには生きられない。
あんなふうに生きたい訳でも無い。
でも、あのひたむきさに憧れた。

そんなことを思い出した。

釣りキチ三平見るたびに、彼女を思い出すんですよ。彼女は三平が本当に好きで、そして彼女は、何かにハマると布教にもめちゃくちゃ熱心で、それに差し当たり、私もどれだけ漫画や推しアーティストのCDを頂いたかっていう。私を形成するもののうち、あまりにも多くの事を教えてもらった。

Scudelia ElectroやDOPING PANDAを聴くと、必ず彼女を思い出す。あと、DAFとか!笑

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