「悪魔と夜ふかし」のこと ねたばれも含みます
引き返すタイミングは何度もあったのに、悪い予感もしたのに、自分の願望を追い求めてしまったんだな…。悪魔は彼の夢を叶えた最悪の形で。マデリンの死は願いを叶えるための犠牲だったりしたのかな(「事は成された」の意味とか)最悪の結末へ突き進んでしまう感覚はヘレディタリーを思い出したけど、悪魔と〜は戻れる瞬間は何度もあったので細かくは違うか…。結末は最悪なのに観てるこちらは興奮してしまうみたいな感覚は似てる()「そういうことをしたのでそうなりこうなりました!」となったので呆然としつつ後からにやにや止まらなくなってしまった
70年代深夜トークショー番組の作り込みすごくてドキュメンタリー方式で映画の中のことと思っていてもすごかったな…梟かわいい。本番の僅かな救急車のサイレンの音とデルロイが数秒無言になるとことか笑えなくて笑ってしまった。そして人間関係をCMの間に見せる所のそつのなさみたいなのもよかった。デルロイがヘイグのこと嫌ってて、だけど番組の中で上手く本音を含ませてる様な言葉の選び方が見てておもしろかった。
悪魔が出演者をころしてデルロイが逃げた後の現実か夢か地獄か分からない一連の場面が観てる自分も混乱して呆然とした…けど今思うとあの感覚恐ろしくもおもしろかったな…