『モンキーマン』のねたばれ含む感想 

とても真面目な作りの映画だったな。内容もなのだけど物語の進め方も細かい所は違えど王道の物語なのかなとも思う。インド社会の問題提起も含まれていると事前に感想を拝見してたけど匂わせ程度でなく率直に明示されてたので少し驚いてた。ハイライトで映る映像も本物(多分…)で、こういうことが起きてる世界に自分達は生きてるの改めて暗い気持ちになる。トランスジェンダーの被害についても繰り返し(ニュースとしてもキッドの身の回りの出来事としても)語られてるのも印象に残った(て言い方は良くないとは思うのだけど)。社会の問題と映画という媒体のバランスがNOPEに近いしジョーダン・ピール監督がこの作品を好まれるのもちょっと分かる気がしなくもない…かな。
低層から高層へ舞台が映るのはザ・レイドぽいしアクションはデヴ・パテル監督のとおり色々な好きな作品を取り入れてて楽しかった。個人的にこれ以上生々しいと見てられなかった気がしたのでここも好みでした。アクションの写し方が近影だったりカメラのブレが気になったて感想を読んだけど(自分の感想書く前に読まないを信条にしてたけどどうしても読みたくて…)今回あまり気にならなかったのは要所では見やすいアクションがあったからかな…

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モンキーマン、好きだなーって気持ちだけど熱烈な好きというよりじわりと身に染みる好きな感じがする

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