ジョン・T・カシオポ,ウィリアム・パトリック 著/柴田 裕之 訳『孤独の科学 人はなぜ寂しくなるのか』(河出書房新社)
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309464657/
読んでる本に「抱かれない受け」みたいなやつの話が出てきて、キーワードは孤独か〜!!なるほどな〜!?になってる。
>“ これと同じような歪んだ社会的認知が親密な関係に悪影響を及ぼし、それが何年も続くことがある。つながりに関して、カップルのどちらかが、相手が現在満たしてくれている以上に強い欲求を抱いていたとする。ひょっとするとそれは、相手が満たしきれないほどかもしれない。パートナーが冷たく自己中心的である可能性も考えられるが、たんに遺伝子や人生経験によってその人が異なる(つまり低い)レベルの欲求しか持っていないからかもしれない。
〔中略〕
あいにく、欲求が満たされない人は、相手に「面倒だ」「求めすぎる」「愛情に飢えている」と思わせるような行動に出てしまう場合があり、そうなるとよけい相手に距離を置かれ、ただでさえ孤独感に苛まれているのに、なおざりにされて孤立しているという思いをますます強める羽目になる。”