ロスフラ 埋み火イベント
「伴侶を得て、家族となり、子孫に未来を繋ぐ。その尊さは余も心得ておるつもりじゃが……。
人々を繋ぐ絆はそれだけでもあるまい」
この台詞が、シノノンがメインになっているイベントで出てくるのは大正解なんだけど、マシロハーレムの一員になることがわかっているアンジュが実感を込めてこれを言うのはちょっとグロさもあるんだよな。
「絆には色々な形がある」というより、「前作主人公のお手付きになったハーレム要員達は、今までもこれからも一生『処女』であることが守られますよ」という目配せにも見える。
一度でもセックスしたなら相手に操を立てろというわけじゃないんだけど、ハクオロさんは全員抱いたけど、ハクのヒロイン達との触れ合いって告白とか両思いよりもさらに前の段階で止まってて、しかも当のハクはクオンのために魂をかけて死んで(?)いるので、もしハクのヒロイン達にももう少し踏み込んだ関係性があるなら飲み込めるかもしれないんだけど、あれだけであとはみんな一生独りで生きてくべきみたいになってるのは個人的にはだいぶ悲しい。
自分が男性向けコンテンツにおける「女性キャラの処女性をやたらと重視する風潮」が嫌いだからそう思うのかな〜…。
そうでなければビッチ呼びとかが当たり前の世界マジでキモくて怖いんだよな…。
結婚だけが幸せじゃないというのは勿論そうなんだけど、ハクのヒロイン達は人生において少なくとも他の誰かとの交際や結婚といった選択肢が奪われたように見えるし、しかも将来的に(?)マシロハーレムの一員になることが決まっているので(メタ的な)束縛が本当にグロい。それを当人らが恐らく幸せに思っているということも含めてキモいので、何が眷属じゃ!!!!てなるんだよな〜…。