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note.com/naokure/n/n19dc83caa3

新條まゆ氏の「印税10%は搾取」に対しての反論。
【出版社は売れなかった分の損をかぶるんだから搾取には当たらない】。

もう論点が噛み合わない。この人も小説家??のように見えるのだけど、なんの立場の人かわからないな。

出版社が売れなかった分をかぶるって、アドバイス料がゼロじゃないって、そんなの自分たちの目がなかっただけでしょうが。損をかぶるのなんて当たり前でしょ。

クリエイターはいいものを描いて、出版社はいいと思ったものを刷って売る。それは共同責任の博打でしょう。
それを怠って、「刷ったら売れるかな?」みたいに先出しするビジネスモデルをやめればいいじゃん。

刷ってやったぞ、売れなかったらおれが被ってやる、だからおれの方が取り分は多いぞってやり方をなんとかしなよって。

わたしの言っているやり方はとても実力主義的な話で、商業漫画クリエイターになるハードルは格段に上がると思う。
でも商業でなくても漫画を発表し、食っている人というのもいて、「そのやり方じゃなくてももう方法あるんだが?」って言ってるところに「あの人たちも大変なんだ、黙って今まで通りやれ」みたいなことを言ってくる(たぶん)クリエイター、こう、おれそういう人たくさん見てるんだ知ってる

わたしは雑誌を読んでるので、「アッこの人、きっともっと描き込んだら面白くなりそうだけど今はンフフフ〜」みたいなクリエイターがいるのも知ってる。みんなが突然ヒット飛ばすわけじゃない。

そういうところへのカバーはもちろん必要で、そのあたり出版社が多く取って配分するのは必要なことだと思う。

ただ、結論から話したいんだけど、そもそも創作者に10%、が少なすぎるって話をしているので、「そんなことはないみんな大変なんだ我慢しろ」じゃなくて、じゃあ30年前のモデルが通用しなくなってきたから、コミックスを出せるクリエイターは減らすとか、最初はスピンオフで経験を積ませるとか、いろいろやり方あるでしょと。

ちょっと前に『犬夜叉』のスピンオフを椎名高志氏が描いて、私はそれに不満だったんスよ。

大人気作品のスピンオフって登龍門じゃないですか。とりあえずキャラが売れてれば一旦買ってくれるし、それで表現が気に入ってくれればその後のオリジナル作品も入っていってくれるかもしれない。

椎名高志氏自体が人気クリエイターで、2人のファンを合わせれば売り上げ2倍!みたいのは分かるんだけど、あと基本的にコナンで食ってて、それで若手が育たねえっていって久々の新作のヒットがフリーレンだけとかさあ。ええ、お察しの通り小学館サンデーの話です。(あと椎名高志氏は大好きです)

小学館は『ゲッサン!』(ドロヘドロ、金剛寺さんは面倒くさい)『コミプレ』(正式には株式をものすごく持ってるウェブ媒体)とかの面白くて突っ込んだ媒体も持ってて、コナンで稼いで他の媒体に投資してんのかな、とか思ってたんだけど、なんのことはないまんべんなく取ってるだけとは。

時代は変わっていて、昔のモデルじゃ立ち行かなくなってて、不満も出てる。
それを(たぶん)クリエイターの人が「我慢しろ」で済ませようとはね。。獅子身中の虫、とは言いますが、いやはや。

で、庶民がこういうことでチクチクギスギスしてんのに、二階幹事長が大量購入した書籍の出版社がなぜか二階幹事長の地元の和歌山にある名もなき出版社、みたいな疑惑を見て、いやはやが何倍にもなっちゃうね。いやはやいやはやいやはやいやはや。。。。

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