https://note.com/naokure/n/n19dc83caa375
新條まゆ氏の「印税10%は搾取」に対しての反論。
【出版社は売れなかった分の損をかぶるんだから搾取には当たらない】。
もう論点が噛み合わない。この人も小説家??のように見えるのだけど、なんの立場の人かわからないな。
出版社が売れなかった分をかぶるって、アドバイス料がゼロじゃないって、そんなの自分たちの目がなかっただけでしょうが。損をかぶるのなんて当たり前でしょ。
クリエイターはいいものを描いて、出版社はいいと思ったものを刷って売る。それは共同責任の博打でしょう。
それを怠って、「刷ったら売れるかな?」みたいに先出しするビジネスモデルをやめればいいじゃん。
刷ってやったぞ、売れなかったらおれが被ってやる、だからおれの方が取り分は多いぞってやり方をなんとかしなよって。
わたしの言っているやり方はとても実力主義的な話で、商業漫画クリエイターになるハードルは格段に上がると思う。
でも商業でなくても漫画を発表し、食っている人というのもいて、「そのやり方じゃなくてももう方法あるんだが?」って言ってるところに「あの人たちも大変なんだ、黙って今まで通りやれ」みたいなことを言ってくる(たぶん)クリエイター、こう、おれそういう人たくさん見てるんだ知ってる
で、庶民がこういうことでチクチクギスギスしてんのに、二階幹事長が大量購入した書籍の出版社がなぜか二階幹事長の地元の和歌山にある名もなき出版社、みたいな疑惑を見て、いやはやが何倍にもなっちゃうね。いやはやいやはやいやはやいやはや。。。。
わたしは雑誌を読んでるので、「アッこの人、きっともっと描き込んだら面白くなりそうだけど今はンフフフ〜」みたいなクリエイターがいるのも知ってる。みんなが突然ヒット飛ばすわけじゃない。
そういうところへのカバーはもちろん必要で、そのあたり出版社が多く取って配分するのは必要なことだと思う。
ただ、結論から話したいんだけど、そもそも創作者に10%、が少なすぎるって話をしているので、「そんなことはないみんな大変なんだ我慢しろ」じゃなくて、じゃあ30年前のモデルが通用しなくなってきたから、コミックスを出せるクリエイターは減らすとか、最初はスピンオフで経験を積ませるとか、いろいろやり方あるでしょと。