賃金の低さが根本問題なのはもちろんとして、そもそもアニメの放送枠が多すぎで業界全体としてアニメ作りすぎってのも問題だと思うんだよな〜
結果的に、例えば同じクールに一つのアニメ会社で複数作品作るとかになったりすると、明らかに一作品だけ気合が入っていて他はへなへな、みたいな差が出る。
まあ予算で完成度に差が出ること自体は商業作品として仕方のないことなんだけど、最初から出来が悪いことが確定してるアニメってそんなにたくさん作る意味あんのかな？って思う。
漫画や小説のアニメ化が、ただの作品知名度を宣伝するためだけのものになっていることが多すぎるの、アニメがあれだけ人工を使って作るものであることに無頓着すぎるというか。まあ出来の悪いアニメでも楽しんで観てる人はいるんだけど……
あと絵の線や書き込みが多すぎるっていうのも問題だよね。そこは本当に京アニの功罪だな〜〜と思う（最近の作画至上主義、少しでも崩れるとすぐ作画崩壊などと囃し立てる風潮自体京アニの影響がデカい。一番悪いのは制作会社というよりオタクなんだけど）。
全体的にもっと線減らしていいし、もっとめちゃくちゃ線が少ないアニメの枠がたくさんあったらいいのになと思う。
線が多すぎってのは枚数描けないことに繋がるのももちろんだけど、一枚一枚を綺麗に仕上げることに拘泥しちゃって「画を動かす」っていうアニメの本質的な部分が疎かにされがちだと思うのだよな（もちろん既に上手い人にはあんま関係ないのだが）。実際今のアニメって立体的な動きあんましないし
アニメたくさん作りすぎ、線多すぎで枚数描けない、てのに加えて賃金がさして上がってなさすぎ、というか構造としてアニメ制作会社に金が行かなさすぎ、あとそもそもアニメがトータル的に面白いのが少なすぎ、らへんの複合的な問題だと思う。
