推しカプ遍歴インタビュー -巻頭言 | てぱとら委員会
https://thepatra-committee.com/cp_interview-introduction/
“また、カップリング二次創作を読んでいれば、数多ある“関係性”の行き先が、書き手や読み手にとって常に“恋愛”の形式をとっているとは言い切れないし、仮に“恋愛”である場合にも、ある種の“関係性”を出発点とすることによる特有の作用がそこにあると気づくはずです。それが家父長制や異性愛規範の抑圧に抗う想像力に基づくものである場合には、なおさら。”
むちゃくちゃ面白かった!!!!!!
元々色んな人のCP観語りや萌え語りを読むのが大好きなんだけど、多様なジェンダーやセクシュアリティの話が出てきたり、モノガミー/ポリガミーの話に及んだり、ホモソーシャル的な欲望やミソジニーについて、権力勾配のある関係性、セクハラ・パワハラ・モラハラ、ケアについて、異性愛規範、恋愛至上主義、家父長制などの抑圧の話なんかが普通〜〜〜に出てきたり、巻末の対談では「“腐女子”として道化を演じてあげるのはもうやめよう」という話がされていたりと全体的にこういうテーマの本にありがちなストレスが皆無で本当に良かった