カササギの魔法シリーズ3巻『カササギの飛翔』
LGBTQ差別がひどかったイギリスも10年前に同性婚を認めた 世論を動かした「小さな変化」とは:東京新聞 TOKYO Web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/248923
中華人民共和国におけるLGBTの権利
https://w.wiki/6gu9
「上海ならイチャイチャ出来た」もそうだけど、主人公カップルがイギリスを飛び出して日本でラブラブハッピーエンド(後日談)を迎えてるの、「日本は昔からLGBTに寛容」みたいなこと言ってる人達の認識のやつを思い出してしょっぱい気持ちになってしまった 意図してるわけではないだろうに、皮肉な結末だな〜…
カササギの飛翔
メリックさんはまあ、びっくりしたけど良かったですね…!?
2巻読んで「幸せになってほしいよ〜!」とか言ってたけど、まさかそんな幸せの形アリ!?とは思いつつ
オッサンと若い女のカップルに対して作中できちんとツッコミが入るの真っ当で羨ましいまであるな
メリック自体がロリペド野郎っぽいキャラクターだったわけではなく、ずっと未亡人趣味の遊び人であることが描写されてきたため、読者の倫理観がバグって「むしろ若いセイントはガチ恋なんだ!?」判定になるの普通に上手いんだよな(バグったの私だけかもしれない)
ていうか「セイントは判断力も経験もしっかりある一人の対等な大人の女なんだが〜!?」という話もしてるしね
審判者の仕事部分に関しても、若干ご都合主義的ではあるものの、最後まで「正しく」あろうとしていて良かったな
相変わらず人はメチャクチャ死ぬが……
一応1巻から張られていた伏線も綺麗に回収されたし良かった(人は死ぬが…)
SMプレイ含めてラブラブ描写は最後まで置いてけぼりだったけど大変面白くて良いシリーズだった
そんな方法でリバ匂わすことある!!??ファンタジーってすごい
ただなんというかこう、主人公カップル以外は生殖ハッピーエンドなのがこう〜〜〜……!みたいな雰囲気はある
いやまあいいんですけど