福田瞳さんへの扱いに対しての憤慨は青空で述べたけど、なぜ人間が刃物を振るうまでに至ったかという部分は完全に置き去りにされてる、司法の物語であればこそそこを解読する意義があるだろうにと私は思う。
でも、あの話の中ではとらこさんが遭遇した怖いエピソード以上の扱いにはなってない、『怖い目にあったのに家族にも話せないなんて可哀想』というだけのエピソードになってる。刃物を振るった瞳さんは良くは無い、良くは無いが、そこに至るものを全て削がれて『気狂い』だの『自業自得』だの、そういう言葉を視聴者から投げつけられる。
なんでそういう言葉を投げることが出来るんだ……?
あの物語にとって登場人物ってなんだろう?使い捨ての舞台装置?