黄金の個人的に不満なところ
超ざっくり言うと、尺が足りてねえな? になります。
ちょいちょい雑というか粗いというか、そこはもっと丁寧に描写して?って部分があるよね。
具体的には
・継承の儀のあと行方不明のゾラージャを誰も気にしない→兄貴のことは気にせんでええんか?
・ゾラージャの抱えてた歪みの根っこ→結局何をどうしてひねくれたのか
・急に出てきたグルージャ→あのゾラージャに子ども!?!?
・スフェーンの真相→感情移入より先に不信感と怖さが来て、同情する前に100IDが来た
いや、行間を読むとか察するとかはできるのよ。でもそこは省いちゃだめなのではってとこを省略しすぎに感じる。
あとは
・知る前に焼かれたエレンヴィルの故郷
ここはむしろナミーカさんとも同道して鉄道に乗って、道中ウクラマトの思い出とか聞いて、エレンヴィルの故郷でも交流を深めてからの方が良かったんじゃないかなあ。荒野のイベントがそれじゃ駄目だったんだろうか…
そんな具合に、悪い意味で映画みたいというか、「あ、ここ尺の都合でカットされたな?」って感じることが多かった。もったいない…
あとついでに
説明が露骨なのもそれの影響なのかな。
トライヨラついて一発目に「王女は気さくなので話しかけたくなるんですよね」を住民が言ってきたのもそう。なんだそのわざとらしい自己申告は。
そこは街中歩き回る中で察したかったよ!その方が納得できるから!
スフェーンもそんな感じで、いかにも住民と仲良くて慕われてます!を露骨にアピールしてくるなと思った。
逆に怖くなっちゃって「その頭の装置のせいで王様に逆らえないんですか…?」とまで疑った。(これはその手の悪意に染まりすぎた私が悪い)
説明しなきゃ駄目なのはわかる。わかるよ。でももうちょっと時間かけて、自然に悟らせてほしいのよ…