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脳神経内科を受診した話 

このところ物忘れが甚だしい。芸能人の名前はもちろん、隣で働いている人の名前が出てこない。何かやろうとしてアレ?何しようとしてたんだっけ?を頻発。仕事でやらかしたら大変だとメモを取るようにはしているものの、そのメモをなくしてしまう。1日1回飲む薬を2回も3回も飲もうとしてしまう。風呂上がりに体洗ったっけ?となる。買ったことを忘れて同じものを何度も買う。買ってきたはずなのに、しまい込んでなくなる。
若年性認知症を疑って脳神経内科を受診してMRIを受けてみたところ、ふっくらとしたとても健康的な脳が撮影されてしまった。甲状腺機能低下なし、うつ傾向なし。新型コロナ後遺症のブレインフォグはワンチャンあるけど、因果関係は証明?できないし、治療法もない。まあメモをなくさないように。と、医師からのアドバイスとは思えないお言葉をいただいて病院を後にすることになった。
単に加齢による物忘れということになるのか。元々記憶力はいいほうだったから、その落差でひどく悪くなったように感じられるんだとポジティブに考えておこう。健康なのに病気だ病気だと騒ぎ立ててしょんぼりだけど、保険で脳ドックを受けられたんだからヨシとしなければ。
今は部屋のあちこちにお名前シールを貼りまくってて、寺山修司の映画みたいになってる。

脳神経内科を受診した話 

診察では簡易的な長谷川式のテストがあったが、満点だった。こんな日のために100-7-7-7-を暗記しておいたのだ。なんのためだったのか。学童期に発達障害を疑われたことはないか尋ねられたけど、自分は『どくだみの花の咲くころ』で言うと他人を傷つけることの自覚がない清水くんだったから、信楽くんに出会わない人生ではそこに問題はない気がする。
まあでもADHDでも同じような症状が出る場合があるらしく、脳のワーキングメモリ機能が弱いことに原因があるとかなんとか。それを克服するのに高速音読がいいとTwitterで話題になっていた。ほう。
ブラックフライデーのまとめ買いセール対象になっていたのを1冊買ってみた。『声に出して読みたい日本語』の著者だ。試しに音読してみたらよさそうだったから、早速今日から記録をつけていこう。
と、意気込んで他で読んでいた本を音読してみたら、まったく内容が理解できなかった。ワーキングメモリ小さすぎ問題が発生したからやっぱりやらないかも。
『1話1分の脳トレ 齋藤孝の音読de名著』(齋藤孝 著)
amzn.asia/d/ag7JTX6

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