羅刹の檻 意味が気になっていた描写があって
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2,3回目あたりの緊縛描写で、
「自分の手で触れられない。それがどうしてこんなに辛いのだろう。
上がるばかりの体温を鎮める声も、肌を撫でてくれる優しい感触も、ここにはない。
ならば、
──もっと痛みがあれば、この思いは解消されるだろうか」
「体温を沈める声」、熱に浮かされている時の願望を柔らかくした表現かなぁと思ったけど、今思うと明確に想い人がいた遊女の追体験だからだね。
縛られて罰を受けながら、その人のことを求めていた。
緊縛だけにしては官能描写が激しい気もしたんだけど折檻としてそういうものを使われたりもしたのか?
背景を想像すると切なくて良いね