フォロー

航空特攻、机上演習や軍の計算によっても、「250kg爆弾による通常の爆撃や雷撃に比して格段に攻撃力が劣る」という結果が出ているんだが、まあ参謀本部や軍令部が「日本精神」推しで決まっちゃったわけで、何かを命がけでやってる風という功利や合理からもかけ離れてるのよな。

一部特攻隊員はそれでも攻撃効果を最大化するべく戦法を考えていて(学徒動員の物理系学生なんかもいたわけで)、急降下爆撃のキモは爆弾の重量と慣性に寄るところが大きいので結局通常攻撃のように爆弾を手前から切り離して単体で当てたほうが貫通力に優れ、船体内部での誘爆や舷側に穴をあけられるのだけど(そのあと離脱できないので飛行機単体でぶつかってしぬ)飛行機ごとだと機体そのものと揚力のせいで艦上爆撃の効果が格段に落ちる。ところが、「爆弾切り離し戦術」を知った司令部が「卑怯、抗命」としてその後機体と爆弾を溶接したりして一体でぶつかるようにしたりしたらしい。法事かなんかかという手続き大事の大馬鹿。なにがやりたいのかサッパリ判らない。

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。