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「十字軍物語」ようやく最終巻まで読み終えた。結びに書いてあったことが印象的だったので、書き残しておく。 

>「聖戦」は、「正戦」に、とって代わられていくのである
>正しいことしか言わない神が望んだのだから、正しい戦争に決まっていたのだ。
>今なお残っており、戦争に駆り出す側も駆り出される側も、正しいか正しくないか、で悩み続けているのである。

戦争とは領土や利権をめぐる抗争ではあるのだけれど、どうにも人間はそれでは落ち着かない。宗教を前面に立てなくなってからは、「自分たちが正しいのだ」というやり方に少しずつシフトしていった……という話。
「正しい」「正しくない」のやり取りは、インターネットでもよく見る光景。選挙の時期には更によく見る。なんというか、その源流を見たような気がした。

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