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"もともと脊椎動物の祖先は四色型色覚でした"

"短波長側から長波長側へ、SWS1、SWS2、RH2、LWSという四つの色覚オプシンがあります。まず哺乳類の共通祖先で、四つの色覚オプシンのうちRH2を失い、三色型色覚となったと考えられています。そして、胎生哺乳類(有胎盤類と有袋類)ではさらにSWS2を失い、SWS1とLWSの2種類が残って二色型色覚となりました。"

"カモノハシとハリモグラも二色型色覚ですが、持っている色覚オプシンはSWS2とLWSです。つまり、胎生哺乳類が持つSWS1を失い、代わりにSWS2は残すという独自の進化によって二色型色覚になりました。単孔類の祖先は池や川で生活する半水生の動物だったと考えられており、池や川のような多少の濁りのある水では長波長側の光が透過しやすいため、SWS1よりは長波長側のSWS2が選択された可能性があります。"
research-er.jp/articles/view/1

哺乳類の大半が二色型色覚なのは知ってたけど、単孔類は同じ二色でも持ってる色覚オプシンの種類が違うというのは知らなかったなー

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