https://note.com/lou418/n/n486baae08d32
☝️これ、2022年5月にあたしが『名探偵コナン』の好きなところについてノリと勢いだけで書いた文章で、今やり直したらちょっと言葉選びとか論じ方とか内容変わってくるだろうなとは思うんだけど、大枠はだいたい今現在の感覚とまだ近しい。
要するにあたしは『名探偵コナン』のことをものすごいヒューマニズムの作品だと思ってる。そしてそこには当然、「人間は弱いし愚かだし時に悪の道に進んでしまうこともある」という眼差しも含まれている。救われずに死を選んでしまったり、悪から光の道に戻れない人物もたくさん出てくる。
それでも江戸川コナン/工藤新一は、毛利蘭は、人間の「善の力」を信じ、人の命を奪った人に対して下されそうになる「復讐≒私刑」を止めて、法の下で裁かれることを求める。既に死んでしまった人間のことは冷静に検死する一方で、目の前に自分の力で救えそうな命があったらどんなに危険な賭けでも、たとえそれが犯罪者の命であっても救おうとする。失われてもいい命などひとつたりともないと、彼は信じているから。
そういう作品だと思っています!『名探偵コナン』、めっっっちゃくちゃ「人間」の話なんです。