友人の熱いおすすめもあってインドネシアのヒーロー映画シリーズ第二弾『スリ・アシィ』見てきましたが本当によかった。シラットを中心としたアクション、伝統舞踊のような儀式、インドネシアの歴史と文化を感じさせるそれらがすごくかっこいい。
主人公のアラナはずっと微笑を湛えていて、時には煽ってくる感じなの最高。ちょっと人間離れして神さまのような感じの余裕があるんですが、それがむしろすごくよかったな。
第一弾の『グンダラ』が自分の能力のことも何一つ知らずスーツも手作り、すべて手探りで模索しながら市井の人々のために駆け回るヒーローなら、スリ・アシィはずっと格闘家としての訓練を積んでおり、その上に神の力が乗っていて、善のために舞い降りてくる。
『グンダラ』の猛スピード展開がインドネシア社会のスピードだとすれば、『スリ・アシィ』の力に目覚める儀式の長尺、ゆったりしたテンポは神々のリズムなんだなと思った。
グンダラとスリ・アシィは第一弾と第二弾というよりは共にはじまりの作品として対を成しているんだなと。「どっちから先に見てもいいけど両方見て!」という友人のアドバイスに納得しました。
BCU(ブミランギット・シネマティック・ユニバース)これからも楽しみ〜!https://www.youtube.com/watch?si=f8nk8A6cObMsg_DI&v=74iDMSHKp3A&feature=youtu.be