山
隊長の置き手紙がもうね。
多分これ初見のときしぃ視点見てたのもあるんだけど、犯人が医師なのもあるんだけど。医師がおかしくなったみたいな解釈だったんだよね。だから余計に怪しく見えた。
『友へ。私が完全に私でなくなる前に、この手紙を残そう。極高所環境が、人の精神に変容を起こす事はよくある。だが、この世界には人間を操り【発狂】させる者がいる。君を巻き込んだ事を後悔している。どうか君が(以下判読不能)』
隊長はやっぱり慕われるだけの人で、医師が心を開いた人だと思うと死ぬほど興奮する。山ブックにも『最初から狂っていたわけではないし、完全に頭のおかしい奴というわけでもない。かすかに残った正気や人間性のようなものが最後の足掻きとして、かねてからの友人であった【医者】に託した想いが綴られている。』って書かれていて至極興奮する。やはり、あの山はマトモな奴ほど生き残れない。ホラー映画みたいな場所だよ。
どうか君が……どうか君がって、なんだよ。何、無事に帰れますようにとかそんな?医師にとって隊長は大切な人であったはずで、置いて帰るのに?死んだのに?ねぇ、こんな紙切れ一枚で、情緒ぶっ壊すのやめてよ。