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新年に書いたらしい話でさ「そんな未来が在っても無くても構わない」は本当に馬鹿すぎて好き……
「身体はすべて最初で最期の身体から出来てる」
「遺伝子の劣化を防ぐため」
「よってここに生き還った完全体は無い」
「もともと無いものをねだれない。」
「例え何日何十日何百日と生きて生きて生き続けたとして、俺たちのすべては帰結する」
「始めに死んだあの日に。」
「生産性の無いこの街を、それでも俺たちは寛容したまま、未来とは違う現在を生きて過去にする」
「俺は隣で口をあけて立ち尽くす」
「そうだ、今日は、一年でいちばんはじめの、すこしだけ特別な日。」
「どうせ俺たちの時間は、進むようで進まないのに」
「けれどそれが解っていても、俺の口許はゆるんでいる」
「できればその隣で」
「冷たい身体を何度も何度も抱くことになったとしても、本当に死んでしまうその日まで」
「そんな未来が在っても無くても構わない。」
「無いからずっと変わらない。」
「この思いを抱いたままの、未来。」
新年微塵もおめでたく思ってないの本当に馬鹿すぎて自分自身が好きになる

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