『サヴェージ・ウーマン』(2019年)
https://video.unext.jp/title/SID0067654
三宅隆太さんが年間ベストに入れていた作品…喪失と向き合う主人公サラを、バイオレンス×文芸エロスで描いている
ディルド電池への執着シーンが笑っちゃうんだけど、その時のアイテムが後の惨事に繋がってしまうところに情緒を揺さぶられます
吹替版では冒頭からラストまで、サラの仕事についての説明がなくて(お母さんの「才能があったのに…」みたいな台詞はあったけど)どうやって生活してるんだろ…って気になった
そして子どもと自分の生活を守るために、常軌を逸した選択をしてしまうサラの地獄の作業…こんなスラッシャーな展開になるとは
ノワールでもありながら、最初はどこかおどおどと、自信なさげだった彼女が家族への愛情の確信を得て、ハラスメントに対抗する強さを見せるラストは爽やか(けっこう人死んどるけど!)