「コンビを組んだのはあいつのためだけど、あいつの望んだことじゃない。だから、必要がなくなったなら解放してやらないとな」ってロ様ください

モブ吸血鬼がばーん!て事務所のドア叩いてさ、招いたら凄い勢いで入ってくるわけよ
でまあドラルク様を解放しろだなんだと言ってくるんだよ 「あんな腑抜けた姿をさせて!」って
「腑抜けに見えるのか?」
「は?」
「あいつはちゃんと、ザコで無害な吸血鬼に見えている?」
ことりと傾げられた首に思わずうなずいたら、よかった、てロ様が笑うんだな
端末取り出してどっかに電話かけて、「もういいぞ」って言うの
「は?」
「おまえの役目は終わりだ。このあいだの報酬がまだだったよな。退職金も含めて多めに振り込んでおくよ」
「え?」
端末の奥でなんか喚いてる声がするんだけど、ロ様はまるで愛おしいものを見てるみたいな目で通話切って、モブ吸血鬼に言うんだよな

「ありがとう。やっとあれを解放できた。ああ、アンタにもなんか謝礼を渡すべきかな」
ってさ……

読ロはさ 相棒を「一方的な利害関係」だと思っていてほしいよな
ドラルクに相棒を断ることはできない(有害認定されたらもとの暮らしには戻れない)、弱みにつけ込んでいるだけで、解消できるとなればいち早くそうするのが最善だと思っている……

読ドからしたら気に入った昼の子とおおっぴらに一緒にいられてwin-winなんだけどな……

とうぜん読ドは状況把握も兼ねて追い縋る連絡をするじゃん
「言っただろう、お前の役目は終わったんだよ。……悪かったな、『ロナルド様』は不遜に、吸血鬼を従わせなきゃならねえから……。無茶なことばかり言った」
『ロナルド君』
「だけど、もういいんだ。お前にこれ以上の迷惑はかけないで済む。退職金でも慰謝料でも、欲しい額をやるよ……まあ、お前には必要のないものかもしれねえけどさ」
『ロナルド君。欲しいモノをくれるって言った?』
「ん? ……ああ。まあ、モノでも、俺が用意できるモノなら。レアなゲームとかはお前のほうが入手経路を」
『きみが欲しい』
「知って……、?」
『ロナルド君が欲しい。どうせ君は自分じゃ大事にしないんだから、私が貰ってもいいよな』
ってやつください

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「私のアプローチ、なんにも気付いてなかったの?」って読ドに詰められてさ〜
「俺は、最初からずっとおまえだけだったんだ。……でも、それは勝手な俺の都合で、だから……勘違いする訳にはいかないと思って……。大事に、されてるみたいだとは……思ってたけど」
「みたいじゃない。私は君が大事だよ」
でちゅーして初夜してハッピーエンドのやつが読みたい……

「私が関わることだぞ。君だけの都合じゃない」って言われてうぐ……てなってほしい

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