夢の中のお話 8話目
これからのお話はこのレスをクリック。

今までのお話はリンクをクリック。
7話目 メタモルフォージ
pawoo.net/@MEB/104619327162419
6話目 モンスターパーティ!!
pawoo.net/web/statuses/1025534
5話目 極寒の島グラキエース
pawoo.net/web/statuses/1007729
4話目 ある冒険者ギルドの一日
pawoo.net/web/statuses/1002827
3話目 過去は未来が作るモノ
pawoo.net/web/statuses/4549306
2話目 休み前の大冒険
pawoo.net/web/statuses/2993403
1話目 不釣り合いな盗賊団
pawoo.net/web/statuses/7313077

#novel #小説

フォロー

@MEB@pawoo.net

夢の中のお話 3月17日

「やっぱり、危険な成分が入っているんだな。」
「違うわよ、これは雪山付近に生息するスノーワスプが集めた雪中花の蜜です。」
雪の中に咲く花の総称が雪中花だ。寒い場所で鮮やかに咲き、その蜜は高級品とされる。
「これが雪中花のみで作られた蜂蜜です。これ1つで、1か月は暮らせますよ。」
さんごが雪中花の蜂蜜をヴァーニスに手渡す。
「これを、他の蜂蜜に混ぜてお見せに置いておいたんですが、あっという間に売れましたね。」
「人気商品だったんだな。」
瓶をまじまじと見つめるヴァーニス。
「ええ、これをしっかり買っていったのがギギガルさんですよ。」
「それと、約束を守るって言うのが結びつかないんだけど。」
「ギギガルさんは女の子ですからね。甘いものが好きなんでしょう。」
さんごの言葉に、2人は驚きの表情を見せる。
「さんご、蟻人族の性別の見分けがつくの?!」
レイナが驚くことも無理はない。蟻人族は見た目がほぼ同じで、服も同じようなものを着ている為、性別はおろか個体判別も難しい。

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。