夢の中のお話 8話目
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7話目 メタモルフォージ
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6話目 モンスターパーティ!!
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5話目 極寒の島グラキエース
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4話目 ある冒険者ギルドの一日
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3話目 過去は未来が作るモノ
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2話目 休み前の大冒険
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1話目 不釣り合いな盗賊団
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夢の中のお話 2月11日

「動く事は無いと思うが・・・溶けないスライムコアは珍しいな。」
「溶かさないスライム自体が、珍しいものね。」
基本的に、スライムは酸性の体内に獲物を取り込み、溶かして栄養にしている。
それが溶かせないとなると、このスライムはどうやって栄養を取っていたのか・・・。
「生態が気になるが、今は先に進もう。」
「そうね。」
ヴァーニスが広間の残骸に向けて氷魔法を放ち、地面を固める。
そうして作った橋を渡り、そのまま11層へと向かった。

「・・・凄まじく狭いな。」
ヴァーニスが第一印象を述べる。通路はあるのだが、2人の身長ではかがまないと進めない。
「ポーラルなら、ギリギリ歩ける高さね。」
自然にできたダンジョンで、狭いダンジョンというのは結構ある。
内部では思うように武器が使えず、襲われた際に逃げるのにも苦労する。
さながら、大自然のトラップだ。
こういう時に、冒険者がとる手段はいくつかある。

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