松本人志は、もちろん性加害においてクズだが、自分が文春相手に起こした裁判においても、あり得ないクズさ加減を発揮している。この記事はそれを端的にまとめてくれている。
1. 名誉毀損の慰謝料は、多くて数百万円なのに「5億5千万円」という常識外れの金額をふっかける。
2. 裁判では「告発女性の身元を明かせ」と繰り返し要求。女性の「氏名」「住所」「生年月日」、さらには「携帯電話番号」「LINEアカウント」「容姿が分かる写真」まで明かすように要求。
3. 「暴露系配信者による女性の実名が入ったネット投稿」を証拠として提出。これが証拠と認められる可能性は低いが、通常、証拠や書類は一般に公開されるため、女性側へのプレッシャーとなり得るので、わざと提出(この「証拠」は裁判所の判断で公開停止となった)。
4. 探偵を使って女性らを尾行。女性側弁護士に対して「女性を出廷させないように」と要求。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5283a9a1bdfc6c029788f782c9c0ad991f9c938c
この記事には出ていないが、
5. 告発女性の知人に接触、嘘の記事を週刊誌に載せると言って脅す。
6. 出廷せずに和解すれば、女性に5千万円でも1億円でも出す、とその知人に提案。
という手まで使っている。女性がそれに屈しなかったからこそ、松本人志は訴えを取り下げた。この女性こそが勇者だろう。
そして、文春もまた、よく屈せず書いてくれた。
元の記事、有料だが、応援のためにぜひ課金して読んでみて欲しい。
https://bunshun.jp/denshiban/articles/b9086