永遠に続くかと思われた「安倍・自民党の世」が瓦解目前であるのは、なんだか信じられないような気持ち。
本来喜ぶべきことなのに、なんだか無性に腹が立ってきた。多くの人間が、ただ乗りであり、ただ乗りに気づいてすらないことに。
そもそもの発覚の発端は赤旗なわけだが、赤旗など青色吐息であり、購読者は減る一方(多分)、購読者の多くは長年の支持者である高齢者、あるいは共産党に助けてもらった困窮者であり、購読者であるだけで白い目で見られかねない中、なんとか存続している状況だろう。
それを、何の関心も持たず、白い目で見る側な人間が、濡れ手に粟で恩恵に浴する現実の腹立たしさよ。
黒川元検事長の定年延長を阻止した、野党やツイッター民たちの連携。金をもらって政権擁護するネトウヨたちの妨害にも負けず、大多数の国民の無関心に心折れそうになりながら、あきらめなかった市井の一人一人。彼らに最大限の敬意を覚えると同時に、それらを軽んじ無視してきた大多数のフリーライドに大きな怒りを感じてしまう。