ETV特集『ミッドウェー海戦 3418人の命を悼む 第二部残された者たちの戦後』
「どこか話が通じるようなものをお互いがノックをして探ってそして話し合って。人間だから同じ事を思うという事を、繋がりってものを、これからやらなきゃならないと思ってますね。で、わかろうとする努力されあれば人間は捨てたものではない、そうでなかったら人類ってものは呪われた存在になるんじゃないかと私は思ってる。私は割に楽天的ですね、だって自分が希望を捨てたらその後に来るものがあまりにも酷いもの、そこからは何も生まれないもの、だけど希望を失ってはいけないだろうと思いますね。だから絶望はしない、希望を持って。」
ミッドウェー調査から40年後の澤地久枝92歳の言葉。現状の諸々に鑑みると重い気分になるが、遠くに明かりを見出すようにしてやっていくしかないんだろうなと思わせる。開通する見込みのないトンネルを永遠に掘り続けていく作業のようなものだとしても。
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