迷惑行動をする人間に苦言を呈するとき「子供みたいで幼稚だ」と形容することはよくあるけどでは大人らしい自立した社会人の定義とはどのような状態かときかれると平たく言えば自分の面倒を自分で見るだけの能力があるということになるけれども、現代資本主義社会(そして男性中心社会)においてそれは仕事を持って給与を得ることとほぼ同義であったりするが、学生からそのまま母親にスライドするとそれはかなり難しく、しかし父親に稼ぐ手段がないか離婚した場合初めてなし崩し的に仕事を持って給与を得ることになり、昔は女性が"自立した社会人になる"きっかけがこれしかなかったと思うと、子供を持つことで初めて立派な大人としての人生が完成するというような言説の正体はこれであるような気がするな