ある日突然警察に自転車カバー切った犯人にされた女性が、冤罪晴らすべく裁判した話の後編。
略式起訴は本人の同意がなければ出来ないとか勉強になった。
《それでは、身に覚えのない取り調べを受けたときには、どうすれば良いのか。
「警察で『○○だったんじゃないか』と問われたとき、そのような記憶がなければ、はっきり『記憶はない』と言う必要がある。自分の記憶、認識をしっかりと振り返り、正確に伝えることが大切だ」。高橋弁護士はそう説明する。
あいまいに供述すれば、あたかも認めているような供述調書が作られ、検察が起訴・不起訴を判断する際に影響してしまうからだ。
高橋弁護士によると、弁護士への相談は「逮捕されたとき」「裁判になったとき」などと思われがちという。ただ、今回の女性のように逮捕されずに任意捜査を受けるプロセスもあることから、「不当な逮捕、起訴などを防ぐためにどうすべきかを、取り調べ段階から早めに弁護士に相談しておくことが有効だ」と話す。》
防犯カメラでわかった「証拠」の実態 女性「犯人ではありません」
https://www.asahi.com/articles/ASS4M4D0YS4MUTIL00DM.html