綿野恵太氏のコメントへの反論)
「沖縄から米軍基地を無くす」ことと「日米同盟(日米安保条約)の見直し」「憲法9条改正論」との間に論理必然性は無いし、そもそも、沖縄の民意という点で焦眉の課題は「普天間基地の辺野古移転の反対」であって、沖縄にある全ての基地を直ちに無くせということではない。そんなことは言っていない。そうやって、沖縄の人たちがいってもいないことをいっているかのように歪めたり雑な論理を振りかざすことで、沖縄の基地負担をやむを得ないことだとして、沖縄の人たちの願い・意思表明を本土の人間は踏み躙ってきたのではないのか?
本土の人間が沖縄の民意に本気で寄り添う気があるのなら、例えば国政選挙で現政権与党以外の辺野古移転反対の立場の候補に投票することが出来るはずではないか?ーあさのあつこ氏が言いたかったのはそういうことだと思う。