拉致被害者の家族の悲痛な思いが伝わってくる。
しかし、家族会がこうした他の政治課題に言及することは慎重であるべきだと思う。
そもそも、家族としては拉致された家族の帰国や消息の確認など拉致問題が解決すれば良いはずなのに、人道支援や核開発などの他の政治問題まで絡めてきたことがかえって北朝鮮側の態度を硬化させ対話の機会を遠のかせてきたのではあるまいか。
そしてそれは関連団体の「救う会」の強硬姿勢が影響しているものと思われる。「救う会」とは距離を置くべきだろう。
拉致被害者家族会 キム総書記宛 初の人道支援メッセージを発表 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230226/k10013991551000.html