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帰ってきて一緒のベッドで寝ちゃうのも好きだし深夜というより朝方に近い時間に帰宅した降谷さんが梓さんの寝てるベッドに入って起こすのも悪いなと寝顔みて髪にキスして小さな声でただいまと告げ寝室を静かに後にした。
部屋着に着替えた後ソファに置いてある膝掛けを使ってソファに横になり微睡み始めていると寝惚け眼の梓さんがリビングへやって来た。
「あ、ごめん、起こしちゃったかな」上半身を起こそうとするが今にも寝そうな顔で「おかえりふるやさん…」そう言うと梓は降谷さんの上に覆い被さるようにゆっくりと倒れてきてギュっと抱き締めてきた。
「梓さん?」名前を呼んでも返事はなく寝息を立てている。
「風邪ひくよ、ベッド行こう」と声掛けるが全く起きる気配なく甘えるように顔を胸元に擦り付けてきた。
梓さんの体温が湯たんぽのようにじんわりと降谷さんを温めてくれる。
普段は恥ずかしいのか遠慮しているのか滅多に見せず酔った時にしか見れない甘えモードが寝惚けて出ているのが可愛いく愛おしくて梓の体に膝掛けを掛け優しく抱き止めそのままソファに体を倒してた。ダブルベッドでくっつくのとはまた違う狭いソファで重なり合うように寝てるのもいいな。

で、目が覚めた梓さんが降谷さんを押し潰しちゃったと真っ青になってる。

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