ここのところ思考がずっとイデ監なので咀嚼する前に変換が走ってしまうんだけど、(タピ三章) 

お猫様がリュクスのフィッティングからずっとにこにこしてるのかわいい……ってなってる。ずっとにこにこしてる。綺麗なもの好きだし周りもみんな基本的ににこにこしてるからな……。
リュクスではプレタポルテでも綺麗なフリルレースのブラウスと、ドレープとラインの綺麗なスカートをお買い上げした。
コスメブランドには元々全然興味はないんだけどハイブランドのコスメのひと揃いが美しく綺麗にそして可愛らしくも洗練されて並んでいるのなんかは見ていて好きなのでやっぱりにこにこしているし、香水は「お願いしてる人がいるから」でごめんなさいするんだけど、そうしたらアトマイザーをお勧めしてもらえたので、鮮やかな透き通った青い小さなのをデザイン違いで二つ買った。片方はイデア氏へのお土産。アトマイザーなら『ポケット』に入れておけると思って、とのことなので、イデア氏からアスフォデルスの香らない日は無くなった。着けるの忘れて出てきた日には足首に仕込む氏が見られるようになる。ポム寮生が目を剥く事案である。

承前) 

お猫様は比賣様なので、実母がいた頃からマナーとかはそれなりに厳しく躾けられて、和食でも洋食でも綺麗に食べられる子なんだけども、五章の合宿でヴィル先輩となかよしになってから「所作が綺麗ね」「ちゃんと教えられた通りのマナーができるのは良い事よ」「教師が良かったのね、一緒にお茶してて不快にならないのはこの学園では久々だわ」と褒められたので、あるいはラウンジにひょっこり顔を出したときにもアズール先輩が「そのように綺麗にして頂けるのを目にすると、この店を社交場として開いて良かったと思うものです」と言われ、それまではマナーを守る意味が怒られないためしかなかったものが変わってきたので、食事のマナーを守ろうという場ではとっても綺麗におすまししてお淑やかなお嬢様です。
ただし手でシュークリーム食べる時とかはボタボタのべたべたになる。経験がないので。分厚めのサンドイッチとかもぼたぼたになるのでちょっと苦手。

承前) 

お猫様は比賣様なのと、あと実は実母も全然そう言うところじゃないところからお嫁にきた人なので、家にはお作法のお師匠様がやってきて教わったりとかもしていた。習い事らしい習い事はしてなかったけど、香木の香り方とか、香りの違いとかを実際に試して香遊びをしたりっていう経験はある。
加えて父親は正真正銘のお坊ちゃんで自分で会社を立てるくらいの人でもあるので、良いもの悪いものの目利きは良い方。ただし致命的に人を見る目だけは無かった。父そっくりに育った娘も人を見る目は致命的に備わってないし、良いものと悪いものは直感的になんとなくわかるタイプ。(本人はなんとなくわかるという認識だけど、自身の周りにあるものがどれもこれも一級品だったために自然と目が肥えているだけ。)
あと父親が店の人にどう接していたかもちゃんと覚えているので、それをちゃんと見習って真似しているのもあって、自然と上客の振る舞いもできるようになっている。礼儀正しくしようとしているのではなく、手本があるので真似ている。それが正解だと教えられてきたので。

フォロー

承前) 

何を言いたいかってタピを通してお猫様の「お嬢様」な一面を初めて目にしたエース(※夜会組でない、グロマス組でもない、圧倒的目上に会う場面に同席してないため知るタイミングがなかった)が「でもまグリムとユウがいるなら俺だけ浮くってことはないでしょ」と内心で思っていたのをすっぱりと裏切られて「ええ〜……」ってなってるというあたりです。ディナーでもマナー完璧だったのでマブとしてはちょっと疎外感を覚えた。ただしお猫様はエリック・ヴェニューという芸能人に関して完全に無知でさして興味もなかったので芸能人としての経歴だったり映画の話に混じれなくてそっちはそっちでちょっと疎外感を覚えていた。ただしちょっと笑顔に見惚れるなどはしていた。ちょっとだけ。ちょっとだけね。

承前) 

お猫様たぶんスタジオの見学なんかをしたらどういう仕組みが使われてるのかとかどういう工夫がされてるのかとかそういう技術的なところが気になってふらふら吸い寄せられていくだろうから、街歩きよりもそっちの方が手綱捌きに難を覚えることになりそう。
とりあえず初日はにこにこでした。なお夜は寝られないと大変だから、ということで親分を抱っこして一緒にすややかしました。

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