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アトロク2の放課後ポッドキャストを聴いた。
三谷幸喜作品のどこが好きではないのかいまだに言語化できないでいるが、宇多丸さんの評を聞いていて、あぁ、そういう人なのかと分かった点がある。
社会や政治を見つめる目が致命的に欠けている。
大好きなビリー・ワイルダーの作品を現代に蘇らせたいと思うときに、何に注意したらいいのか分からない。三谷氏は政治的なメッセージなんて皆無だし政治的には一切関わりたくないと思っているのだろうけれども、そんなのは駄々をこねているのと同じだ。どんなに政治に無関心でも無関係ではいられない。個人的なことは政治的なことであり、観客がどう受け取るか考えないのは幼稚とすら思う。『記憶にございません』という首相を主人公にした作品を安倍政権下で作っておきながら政治的な文脈で批判する声に逆ギレするなんて、どうかしてる。とても不誠実だし、宇多丸さんが憤るのも分かる。全力で作ったものに全力で批評する宇多丸さんは誠実だと思う。それ対して、終始『悔しい』と繰り返して抽象的に擁護するADシバタ氏は不快。人権や差別につながる重大な欠点を宇多丸さんが指摘しても、向き合ってない感じがするし、あの反論やエビデンス挙げないままの擁護はほんとうに謎すぎる。





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