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 『クリムゾン・タイド』(1995)を観た。
 ドン・シンプソンとジェリー・ブラッカイマーの作品はもう十分だ…と思って回避していたけれど、とりあえず“定番”は観ておかねばならぬという思いもあって、子どもと一緒に観た。

 めちゃくちゃだねぇ、、、と子どもと終始震えた。
 規則に従わない軍人ほど怖いものがあるだろうか。
 しかも、「ルールには従いましょう」と極めてシンプルなことしか言っていない主人公に対して、「ナメんな。やるか」と暴力で抑えこむ軍人があれだけいるとは、狂気の沙汰だ。こんな潜水艦乗りいるわけねーだろ、と本物たちは怒らなかったのだろうか。
 ただただデンゼル・ワシントン(の顔と主張)かっこいいというポイントだけが観るモチベーションだった。
 ジーン・ハックマン大好きなのに、なぜ彼はいつもこう「暴力は友達♪」みたいな役ばかりまわってくるのだろう。
 売れない時代のヴィゴ・モーテンセンに遭遇できたのは良かった。マッツ・ミケルセンと並ぶ何を考えてるか分からない北欧顔、好き♪
 ところどころ挿入される唐突なマニアックな映画ネタは、タランティーノのしわざ?





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