私(続き)
でもね、私は知識もないし教養もない。周りの人が馬鹿にするような私立文系大学にすら入れない。それでもなんとか付いていって、なんだろうな、「コンテンツを目指してた」んだろうね。私は誰よりも臆病で、孤独が怖かったから。記憶から抜け落ちて欲しくなかったから。
そしたらね、ある日急に見覚えのないツイートを私がしている事が多くなった。一瞬乗っ取りを考えたけど連携してるのは質問箱だけ。それも一度や二度じゃない、何度も何度も。内容は伏せるけど、倫理観のないツイートがほとんどだった。それでアカウントも何度かロックされた。でも言い訳させて欲しいんだ、私の身に覚えはない。だからこういう結論に私は至った、「私の中に複数人私がいる」と。私は昔からアカウントごとに性格が違ったし、現実でも友達の前では意図とは違い愛想笑いが止められなかった。周りも一緒では?そう思ったけど、そういう経験をしたことがある人は誰一人としていなかった。私は長い年月をかけて解離してしまったようだ。いずれここでも破綻した人格が暴れるだろう、そうなったら容赦なく見捨てて欲しい。本当は叱って欲しいけどね...それだけ。この声届いてる?