EV嫌悪ってミソジニーだけでなく右派イデオロギーとも結構被る点があって。
前者に関しては、さっき書いた「電気自動車は女の乗り物」発言も、日本でこんなヤバい発言をする輩は滅多にいないだろうけど、アメリカだと共和党支持者だとそういう認識の人間は少なくないらしい。
後者に関しては、ヤフコメ民とか一部のツイッタラー(つまりウヨ)なんかがEVやEV政策に親の仇の如く敵愾心を抱いている現状があるし、「EV推進は日本メーカー、特にトヨタに敵わない欧州や中国による日本車潰しのための陰謀」という陰謀論が反EV界隈ではかなり流布されている始末。トランプや共和党支持者もEV推進を激しく攻撃している。実際アメリカでは、「気候変動対策はアメリカの産業を衰退させるための共産主義者の陰謀」という陰謀論すら右派の間で罷り通る有り様で、欧洲でも極右政党が、反LGBTQや反移民・難民以上に反環境保護政策(とりわけ反気候変動対策)を優先し始めているらしく.... 。
EV推進ってたぶん最も分かりやすい「温暖化対策」の一つだから、右派がそこを攻撃するのってある意味筋が通ってはいる。日本の場合はそれにニッポン(トヨタ)凄い!も加わるから、もう理屈じゃないんだよね。