時々左派でも環境保護団体とか環境問題対策に嫌悪感・忌避感を向ける人っているけどそういう人たちって大抵、「環境問題なんて都会のインテリゲンチャによるもの」くらいの捉え方だったりするんだけど、これって右派や冷笑オタクの言う「環境保護は金持ちの道楽」と瓜二つなんだよね。
あとは某英国在住コラムニスト氏のような「環境問題や差別など"イデオロギー"ばかり語るから支持を得られない」とか。流石にここまで来ると論外だけど、先述の左派の人々に関してはそもそも環境問題は人権問題ともかなり密接に結び付いているという視点が欠けているように思える。半ば右派のプロパガンダに乗っかているようなものだ。
あと環境問題対策が必要=途上国くらいの認識の人って多いけど、例えば冷房代を出すのも苦労している人々(特に年金生活者に多いらしい)からすれば今年の猛暑は文字通り死活問題になる。「先進国」でも気候変動を始めとした環境破壊により生活を破壊されたり生命の危機に瀕している人は大勢いる。