罪のない少女を、自身で育ててしまった暴力性と思春期の鬱屈のために殺してそれが青春だと絶賛されるなんて…という理不尽さを覚えつつ、その一方で画的な美しさが素晴らしくて
南の国らしい陽射しの白さ、ノスタルジックな街並みや建物や、ハマスホイを思わせるレトロで洗練された室内…
4時間がまったく苦にならない

画像のシーンは特に光の加減と少年と少女のコントラストが大スクリーンで見るとはっとするほど絵画的美に満ちていた
『クー嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』
eiga.com/l/xIHk

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南国の光の透明感でトラン・アン・ユン監督の「青いパパイヤの香り」を思い出したり…(これはすべてセット内での撮影だったけれど

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