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ジル・ペイトン・ウォルシュ『ケンブリッジ大学の途切れた原稿の謎』(創元推理文庫)を読んだ。
イモージェン・クワイシリーズの第2作目。イモージェンの友人であり下宿人であるフランが、とある数学者の伝記の執筆を依頼されたものの、どうやらその仕事は訳ありで……というところからストーリーが展開する。
前作同様、派手さはないものの伏線回収がきれい。あるものが重要な鍵になるところなど、「そうきたか!」ととても興奮した。相変わらず主人公の人脈が都合よく機能しすぎている気もするけど、今回はそこまで目くじらを立てるようなものではなかったかな。主人公とその友人たちの友情が快いし、おもしろかった。

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