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12月の新刊 あえて詳しく説明しなかった設定とか 

零くんの死因はシュウが負った怪我とかぶせてる

シュウが夢の中で負った酷い怪我は現実での痛みとリンクしている、その際に身動きが取れなかったのもベッドで拘束されてたから(術後の体動とかせん妄が激しくて…夢を見ていた影響もあるかな)

最初の夢からどんどん現実離れしていくのは零くんの心が無意識に現実から離れていったから

零くんは本当に死にたいと思ってないけど、自責の念で自分を苦しめているので何回も死んでる

シュウ視点だから自分の夢だと勘違いさせるミスリードを保ちながら、実際は零くんの発した言葉で世界は動いていると表現するのが難しかったです でも勘のいい人はすぐに気づけちゃうね

12月の新刊 あえて詳しく説明しなかった設定とか② 

題名1/3で三分の一だけど、元ネタは蟲師の「枕小路」からだよ 知らない人は調べるなり読むなりしてみてね

12月の新刊 この本のテーマ(ネタバレある) 

死ネタ(死なない)を一度書いてみたかったので夢の世界でなら何しても良いと思い……
表面上は零くんに死の危険が迫ってるように見えるけど、蓋を開けると実はシュウの方が死に近かったという逆説的な立場も表現できたので満足ですね
潜在意識でも逢える可能性があるのなら、と縋る思いで博士の秘密道具を使った零くんの心理描写とか入れようかなと思ったんだけど蛇足になるな〜と感じたので敢えて削りました どんな気持ちで零くんがイヤホンを付けたかは読んだ人の想像にお任せするよ〜

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