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別所で見かけたものから思い出したことなんですけど、都内の端っこで育ってそのまま就職した人に「10分に1本しか電車が来ないので〇〇は不便」と言われたのが衝撃でした。私は地方育ちではあるが地方の中では都会かつ金持ちの育ちだったので、上京してからだいぶ経ってたそのときまで、そういうナチュラルな都会マウント(本人無自覚だが)を受けたことがなかった。あまりに感覚が違いすぎると反応すらできないと知った。

私の感覚だと
5分未満間隔は正気の沙汰じゃない
5〜10分間隔で動く公共交通機関はどの種類であれ優秀
電車が10〜15分に1本は必要にして十分な便利な土地
20分に1本だと生活が回る限界。のんびり生きよう
30分に1本でも観光なら便利な方
1時間に1本で田舎を感じ始める
2時間に1本未満のところに行くときは綿密に計画を立て非常に備える

車がないと何もできない土地では無免許なので素直に屍になります。

正直20分に1本のバスが命綱の地域に住んでた時は寒いときとかはつらかったし、当時は子どもだったので親にバスの時間のことで乗り遅れると怒られたりするのも嫌だった。
今も20分に1本のバスを利用することはあるけどそれは命綱ではないから使わないこともできるし、遊びに行くときに使うのがメインなので気持ち的な焦りもなくて良い。
家から乗るまでの距離だったり路線の数だったり電車かバスか、待つ場所の環境などもあるので一概に本数だけで便利かどうかを言えるものではない。
それでもやっぱり何にしても10分かそこいらで次が来てくれるんなら便利だよなあ、20分だと暑い寒いときも避けられないのはつらいよなあって思うね。個人的にはね。

書いていて思ったけどたぶん便利の境界って私の中では「時刻表を頭に入れなくてもふらっと行って待てるかどうか」な気がする。で、私にとって「とりあえず行ってみてさっき出たばかりでしたと言われても平静に次を待てる限界」「家からの時間を見積もる時に見れる余裕の限界」がたぶん20分くらい。それ以上だと時刻表とにらめっこしてから出かけたり、待つ間に時間を潰せる場所を探したりしたくなる。まさしく30分に1本以下の地域に行くときは、着いた時に反対側のバス停の時刻表を見て頭に叩き込んでから観光に行ったりする(2時間に1本以下だと行く前に調べてある)。待てる時間も人それぞれだし、便利の境界がそこじゃない人もいるんだろうな。

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