「ここは鴨川ゲーム製作所2」を読む。
ともちゃんにクラスかわったから他の子と帰るって言われるところ、自分かと思った。
その都度軽く人間関係リセットみたいになっちゃうの、これが根底にある気がする。あっもう一緒に帰っちゃダメなの?その他の子と私もいっしょに帰っちゃダメですか???みたいになるやつ。
あとピンクの髪のお兄さんとのエピソードみたいなことって私もよくあって、それを人によっては恋呼ぶということに驚いた。あ〜!ここでか〜〜そうなんだ〜〜!なるほどね〜!なのと、もう一緒に帰らないと言われた時の寂しさが、失恋っぽい失恋した時の気持ちに似てるんだな??たぶん??!そうか!と感情の移り変わりの仕組みを教えてもらえた感があってすごく納得した。
この人間関係の機微がわかりやすかった。これくらいとんちんかんでも優しく世界を見てもいいと、もっと読まれてほしいと思う本だった。