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よしもとばなな「どんぐり姉妹」を読む。
全体の切実なのにのんきな感じ、写真が間に挟まってる感じ、が銀色夏生のつれづれノートシリーズを思い出す。

自分はあの頃逃げたんじゃないか、できることがあったのではという痛み、それは目をそらしてしまうと自分の人生を蝕む考え方で、あの頃の自分を救ってくれてありがとうという感謝が自分を立たせてくれているというところや、こんな生き方をわかってくれる男の人はいない、いるはずがないがそれでも私は生き方のほうをゆずれない、というところにじんとした。

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